今日はいつもより遅い時間の満員電車に揺られて、目的地の駅に着くやいなや「ふぅ」っと息をついてぐるりと目を回した。
洋画で「やれやれ」っていうときによく見るあの演技。つい、あれをやった。簡易バージョンで。
1週間の疲れもピークに達する年度始めの最初の金曜日の朝。
ストレスなのか疲れなのかでっかい口内炎を2つも作って、でも今日は金曜日だからと奮い立たせる金曜日の朝。
そして苦手な満員電車で迎える金曜日の朝。
地上に出て歩いていると、後ろ姿がめっちゃ好みの襟足男子がいた。
あまりにきゅんときたものだから、自分が襟足萌えするんだということを初めて自覚した。
襟足から刈り上げたかんじにきゅん♡
刈り上げが好きというんじゃないけど、なんかいろいろ絶妙だった。
もともと背が高い人は好きで、肩幅のある広い背中が好きで、スーツも好きで、サッカーが好き。後半関連性がおかしなことになってるけど、まあとにかくこの4つのポイントを押さえてい(そうだっ)たから、すかさず頭の中でズキューンと発砲の効果音を鳴らした。
サッカー好きに関しては、umbroのイングランド代表のショルダーを使ってたから、そう(だろう)と勝手に認定w
でもとにかく彼のおかげで、つらい朝のはじまりを一瞬楽しく迎えられたのは確かだったw
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1週間の終わりに観ようと思ったのは、
ケイト・ハドソンの『私だけのハッピー・エンディング』
原題は "A little bit of HEAVEN"
奔放で気楽に過ごしていた女性が、病の宣告を受け、死に向かう中で自分の人生の大事なものに気づいていく。
ついこの前、『死ぬまでにしたい10のこと』を観たから、この手の作品を観るにはピッチ早すぎたかなとちょっと思ったけど。
これを選んだわたしは、いま泣きたかったんだろうなー。
実はわたし、自分の低い鼻にコンプレックスがある。でもケイト・ハドソンを見ていると、その快活でキュートな雰囲気や童顔の印象は彼女の小さな鼻が大きく影響してる。
ステキな人だと思った。
わたしは好きだと思った。
わたしのこの低い鼻もそんなに悪くないと思えてきた。
なんと単純な。でも長年のコンプレックスが、些細なことでシンプルに片付いていく様は『こんなことで…』という拍子抜けしたような気持ちと目の前がひらけたような気持ちがする。
だからきっとコンプレックスって、ただただ強い『思い込み』なんだ。
涙もろい私だけど、思ったよりぎゃん泣きしてスッキリ。女性は泣くことでうまくストレスを発散できるんだとか。確かにスッキリ!