社労士ということもあって、ちょっと勉強してみた。
働き方改革といえば多様な働き方を推進する政策というイメージ。これにともなって労働基準法の改正もあったりと、政府が前のめりになって進めるのには、ワケがある。
この背景には少子超高齢化、いまや人口減少の問題があって、これがかなり深刻なところまできている。
空前の有効求人倍率の高さ、人手不足。
企業は人材確保、雇用の定着に悩まされている。背景はここにつながってくる。
激化する人材獲得。
企業は自社のサービス、経営方針に沿う人材を集めるために、同一労働同一賃金を採用したり、社内規定を変更する取り組みもある。
経営方針と人材確保をセットで考える。それをトップが率先して進めて行けるかがカギ。人材確保を人事まかせにしていたのでは人材獲得におくれをとる。
働く方はどうか。人材確保できず、人手不足の中、労基法の法改正で労働時間に一層の制限が出た。
となると、短い労働時間で生産性を上げるしかない。時間当たりの労働生産性を上げるということ。
働き方改革はこのふたつの側面を持つ。
この前段で、男女共同参画、ライフワークバランス、ダイバーシティであるよあるよとにおわせてからの働き方改革、そして法改正。
なかなか深い働き方改革。
目下興味は生産性の向上。
勉強しよー。