本格的なわりにコスパが良くてときどき通っている近所の隠れ家フレンチ。
食器やカトラリー、内装にいたるまでクラシカルで、料理はシンプルで素材の特徴を引き出す本格フレンチ。
先日行ったときのこと。
先客にいらしたのは、海外渡航に慣れた男性2人のグルマンだった。
話題はフランスやイタリアの地名、ワイン、スポーツなどなど。エトワールを持った有名なメゾンの名前も聞こえてくる。
私の興味のテリトリーががっつりかぶっているので、もう気になってしょうがない。
話し方もゆったりと余裕があって、給仕のマダムの話の巻き込み方もこなれている。
こういう楽しみ方ができるって、日本ではめずらしいし、すごくいいなーと思った。
隠れ家ならでは。
というわけで、個人的には少なくともひとりひとつは隠れ家を、と思うのです。