OLの週末野望日記

週末が楽しみでしょうがないOLのライフログ

有終の美

FIFAワールドカップカタール大会がアルゼンチンの優勝で幕を閉じた。

それにしてもスゴい試合だった。

フランスは日程上、アルゼンチンより疲れを残していて、勢いが全くなかった。不気味なくらい表情もなく淡々とやっていて、エムバペの得点からやっとフランスの時間になった。そのせいか、延長でも涙交じりの祈るような表情を見せていたのは、アルゼンチンの方だった。

メッシは計り知れないプレッシャーをサッカーを楽しむことに昇華して、いつもよりよく動いていた。一方のフランスはちっとも楽しそうには見えなかった。

フランスのメンバーを見ていると、まだしばらく優勝候補となり続けるだろうけど、今回はアルゼンチンにというよりは、メッシにジュール・リメ・トロフィーを譲った。

メッシは本当に素晴らしいプレイヤーであり、私の大好きなプレイヤーのひとりでもある。

フランスを推すには推してはいたけど、メッシにはまた別のエールを送っていた者として、彼の有言実行の美には感嘆するばかり。

しかしよくもまあこんなに演出されたような舞台があったものだ。

語り継がれる大会になったことは間違いない。