OLの週末野望日記

週末が楽しみでしょうがないOLのライフログ

ファッション化が近道

マクロビオテックは随分前から時々取り入れていた。書籍もいくつか持っているけど、食物に陰陽あって、複雑で厳格なルールがあり、個人的は思想に近い印象を受けている。体質改善や食事療法にも取り入れられて、マクロビオテック望診法といって、顔をみてどういう食生活かとか病気の傾向などを診る人もいる。

さて、最近注目されているプラントベースフード。植物由来のものを食すというものだけど、これは厳格なルールもなくSDG‘sの取り組みの一環であるという。

動物性の原料を使用する場合、私たちの口に入るまでのCO2の排出量は植物性の原料と比較して多くなる。そこで、外食産業を担う会社が積極的に植物性のものを提供するようになるとその数は何億食となり、環境に与える影響も大きくなる。最近ではコンビニでも大豆ミートを使用したメニューが見られるようになった。

買い手は健康志向をねらって、美味しいならば動物性の代替品としても取り入れやすい。


とにかく、環境問題は看過できない。


また他の事例もある。以前はオーガニックコットンの女性用衛生用品は、メーカーが取り組まない分野だった。子宮や卵巣への影響に意識を向ける人たちが、多少高くてもなんとか見つけて選んでいた。実際私もオーガニックコットンのものを個人輸入して10年以上使っている。ところが最近になって、日本のメーカーでもオーガニックコットンのライナーが出始めた。山が動き始めたと少なからず思った。


買い手の大きく取り上げられているサステナブルというファッション性への反応と売り手のサステナブルな会社の取り組みのアピール。

買い手はその製品を買うこと自体に強い信念は持ち合わせてないかもしれない。でも、こういう大きな動きを生むのは、受け入れやすいシンプルさとそれこそサステナブルなファッション感覚の気軽さなのだと思う。

もちろん、これまで活動してきた信念ある人びとの勇気ある行動の軌跡があってこそだけど、いま時が満ちつつあるのかもしれない。そんな兆しがある。