カラダの中では私たちの健康のために37兆個もの細胞たちがノンストップではたらいている。
「はたらく細胞」はその細胞を擬人化して、わかりやすくマンガにしている。
TVアニメを配信で見ているけど、キャラがしっかり立っていて、耳からのナビゲーションは効果的で内容もすごく入ってきやすい。
「はたらく細胞ブラック」のほうは、細胞たちがはたらく環境(カラダ)がブラック(過酷)というわけだけど、そういう環境では細胞も疲弊してくるというから社会の縮図のようで感慨深い。
キャラクターには細胞の性質も勘案して設定してあるのだろうから、まじめにコツコツの赤血球さんや正義感の強い白血球さん、ナースのようでいて、外敵と見るや牙を剥くマクロファージさん。
これを見るようになって、自分の中に確かいる細胞たちが、こうしてそれぞれの仕事を全うしていると思うと何とも愛おしい。
自分のカラダの中で起こっていることに愛着を持って目を向ける機会になっている。
