初日の出を拝みにパワースポットの神社へ。
天気に恵まれ、そう寒くもなかったので、予想どおり賑わっていた。
私たちは太陽にも手を合わせる宗教観が備わっている。
とはいえ、もっぱら大晦日の除夜の鐘であり、新年の初詣であり、それは「大衆による」信仰というのがポイントなのかもしれない。
参拝の作法を知っている人も随分増えてきた。
それでも、大衆が集うこの時期に限り足を運ぶ。
私もそんなshallowな信仰心から初詣に出かけるのです。
確かに参拝に足を運ぶのはこのタイミングに限るとしても、日々何か大きな存在を感じ、それが見守っているような、だから良く生きようと常に自らを顧みて正す、shallowであろうが、そういう信仰心くらいは持ち合わせている。
信仰心の薄い日本人と言われるが、敬虔でなくても、食前食後に手を合わせるのにはじめ、日常の端々に信仰のようなものがあり、良くあろうとする。それは信仰心と言えなくはないような気がする。
