会議のあとにサシ飲みをしたときのこと。
緊急事態宣言下の自粛期間にプライベートで何をしたか報告し合った。
お互い断捨離でひとまず着地。
そもそも断捨離って何よってなって、だいぶいまさら感があるけど『不要なモノを処分することで、気持ちを軽くして、新しいことを受け入れる、精神的な意味合いが強い』というのが私の解釈。
そこで、何を捨てるかという話になった。
私が断捨離するものは、書類、書籍、それから衣類。
逆に捨てられないものは、手紙。
もう小学生の頃からのものがたくさんある。友だち同士でかわいく折った手紙から交換日記、ラブレターまで。
もちろん見返すことはない。でも捨てないでいる。捨てる気が起こったことは今のところない。
手紙って、自分が書いたものが残ることは基本的にはない。相手がそのときの自分に宛てたものだからこそ捨てられないし、もらった便箋のチョイスや字の様子、人によっては下書きまでするのを見るとひとつひとつキュンとしてしまう。
人それぞれ断捨離するものは違うと思う。
断捨離できるものを断捨離して、私なりにスッキリと生きたい。