目をキラキラさせて夢があることを打ち明けてくれたかわいい後輩。
バカにされるから、人には言えないと僅かに寂しげにはにかむ。
実際にドリームキラーは存在するから、気持ちはよくわかる。
そもそも私はドリーマー寄りだから、ひとの夢をバカにするなんていうことはまずあり得ない。
倫理的にどうなのかと思うときは別だけど。
ちなみに理解できない夢を打ち明けられたことはまだない。
夢について考えていたら、思ったことがある。
夢が今もう既に存在する職業であるとき、
例えば私の夢は政治家です、というとき。
どういう政治家であるのか、枕詞が絶対に必要だ。どうありたいのかを描いておかないと道に迷う。
それが資格であればなおさら。
〇〇な医者
△△な弁護士
ただ、資格は取ったときに夢が叶うというわけではない。自分の目指す枕詞のついた存在になるためにずっと努力していくことになる。
だから、枕詞のない夢はやっぱり道に迷ってしまう。
これは戒めだ。
後輩の夢は応援したい。
夢は聞いてるだけでワクワクする。本人は努力もたくさんすることだろう。本人にしかわからない苦しみもある。
そういうのを差し引いてもやっぱり夢を持つって素晴らしい。