地元の高校の和太鼓部がここ数年、全国大会に出るほど強いらしい。
友だちの知人が協賛しているということで誘われて音楽イベントに行った。そのイベントでは歌と朗読、オペラ、和太鼓の３部編成で違うジャンルの音楽を楽しめる。
緊急事態ではなくてもこういった時期なので集客には苦労したのではと見受けられた。ミッションの大学の講堂を会場に、一席空席間隔で会場定員の半分に抑えている。幕間のインターバル１５分で扉を開放して換気をする。自由席だけど、チケットには着席した席番号と連絡先を書いて、出るときに回収する。COCOAのアプリの登録についても書いてある。
NPOのイベントなので運営はボランティアさんだろうから、徹底はできてないけど、工夫は見える。
イベントの方は、オペラも歌い手自らおもしろおかしく解説してくれてアットホームな雰囲気だった。最後が和太鼓だったのだけど、思いがけず涙が出た。和太鼓の響き、音の波動がカラダに沁みた。それに高校生というのがいい。引き締まっているけど、細みの筋肉。全部ぶつけてくるような一生懸命な姿勢がいい。成長の過程では、必ず全力でいく時期が必要だと思わされる。未熟かもしれないけど、そういう姿はかっこいいな、って思う。
