factelier(ファクトリエ)というブランドがある。
海外のコレクションでも名だたるメゾンが縫製を依頼するような、技術の確かな日本の工場と組んで、メイドインジャパンにこだわったものづくりをしている。価格も工場が決めるというからアパレルの常識にとらわれない、そのファッションやものづくりへの強い愛が感じられてひそかに注目している。
店舗は全国に3つで、銀座に行ったときには立ち寄る。こんなブランドのスタッフの方がこだわりが強くないはずがなくて、話していても遠慮なく話せる。
アパレルショップに行っても、素材やデザインやパターンについて深いアドバイスができる人はそうそういなくて、こちらも遠慮してしまう。
そういう遠慮がいらないとこちらもついテンションがアガる。
こちらのファクトリエがマスクをデザインした。
素材は日本の和紙。和紙なのに洗って何度も使えるサステナビリティ仕様。新型コロナの収束がいつになるのか見えない中、ファクトリエがマスクをつくるとこうなる、と言わんばかりに立体的な使いやすそうなパターンでデザインされている。早速私もひとつ予約してみた。
フリーサイズしかないのが、ちょっと気になってる。届くのはもう少し先。
そのとき少しは落ち着いてるといいけど。