OLの週末野望日記

週末が楽しみでしょうがないOLのライフログ

劣等感を掘る

大学もこの春から授業も再開した模様で、帰宅ラッシュの時間帯はフレッシュな学生で電車が混みに混んでいる。

大学生の男の子でイケメンだなーって思って見ることはあるけど、今日見た男の子たちは7人のグループで、その全員がイケメンで圧がヤバかった。静かにしていたし、決してマナーが悪いとかではないので、その点は断っておく。

一度にこの数のイケメンを一般の子のグループで見たことはなかったし、揃いも揃って背が高くてスタイルがよく、特別オシャレというわけではないけど、充分にはオシャレだった。

このとき、まさか自分の中に劣等感を見ることになるとは思わなかった。

自分の学生時代を振り返っても、スクールカースト上位に劣等感を感じることはなかった。でも今日見た彼らはおそらくはスクールカースト上位の寄せ集めで、かつ集団になることで「圧倒的」上位になっている。

まだ何者でもない彼らはこれから社会に出ると、イケメンが自分の身を助けることはあっても、顔ではないカッコいいという価値がたくさんあり、それを備える人に出会うようになる。彼らの先々はそれぞれだし、私は見守る立場にもないからどうでもいいのだけど、自分のうちに一度芽生えた悔しさは、どうしようか。

彼らのような学生時代から一定の時間を経て、自分に価値といえるようなことが何かできたかなと思ったとき、認めることができることとできないこととがあった。認められなかった部分に鍵があって、そのよぎったことが悔しさの理由だ。だからよぎったことをやってみる。時間を重ねただけ多くのアプローチがあるはずだから、自分を納得させてやりたい。

悔しさを感じるほどには貪欲なのだなあという新鮮味。

思いがけない感情と出くわすことになったけど、自分なりにおもしろく消化して、おもしろく解釈できた。