この連休の彼岸に合わせて、父の納骨をしてきた。
父が亡くなるまで、父方の家の宗派など知らなかったし、主体的にお寺に出向くこともなかったけど、亡くなってからはこの類は知らないことがこんなにもたくさんあるものかと驚いている。
父は長男ではないので、直近の本籍地で納骨をということになった。通夜葬儀から四十九日、初盆、開眼供養の法要でお世話になった禅宗のお寺さんが納骨堂を持ってあったことと、そこここにご縁もあったのでそちらに引き続きお世話になることとなった。
私たちのほとんどはお寺さんと触れ合わないまま大人になる。自分の宗派を知らなくても、困ることもない。
父母両家の祖父母も田舎にお墓を持っているから、母にとっても初めてのことばかりだった。
季節ごとの節目にはこれからはお参りすることになる。
こういった一連のことをしっかりとできる母の姿を傍で見せてもらったことに感謝している。