最近、海外ドラマのSUITSを見始めた。
実はなかなか見る気が起きなかった作品なんだけど、見出したらこれが結構おもしろい。シーズン8まで行ってるから、人気作品ということはうかがえる。
毎日2、3話見てしまって、おかげで寝不足の日まである。
NYが舞台の弁護士モノなんだけど、NYっぽいテンポのよさやスマートなブラックジョークが自分の中にフィットする。
だましあっても勝ちにこだわるのに、こんなに強い信念があったのかというほど真摯な面もあって、クールだけど人間味がある主役のハーヴィーは目を離せない。部下を突き放すこともあれば、義理堅いところがあったり、助言したりされたりと関係性もおもしろい。ハーヴィのライバルでキャストされているルイスの存在が法曹モノの硬さをかなり緩和している。ここのところルイスの笑顔がチャーミングに見えてきたから笑える。
メインキャストのハーヴィとマイクのように、年の離れた上司と部下の間柄でも妙に相性がいいっていうことは確かにある。
これは不思議なもので、たとえ趣味が同じで好みが似ているだろうことは分かっても、気を遣って話を合わせたり、ネタがあるのにこっちも話がノって行かないなんてことはあるし、好みが似ているだけに余計モヤモヤする。こういうモヤモヤの気遣いを感じない相性の良さは好みが違っても成り立つ。それはその人自身の波長、バイブレーションが合うということ。一般的にいう相性には科学的な裏づけがありそうだ。
